Vol.23:2010/09/15 【西田まこと】空転、空白の3ヶ月 西田まこと通信

こんにちは。西田まことです。
菅総理の続投が決まりました。国会の控室で、山口代表や井上幹事長と、テレビの開票結果を見ていました。

党員・サポーター票の大差は、秘書が三人も逮捕された議員を総理にしてはならないという世論なのでしょう。
国会議員票の拮抗は、現職の総理の指導力、「政治主導」への疑問符にほかなりません。
結局、今回の結果は、「こっちはダメ」という消極的な支持に過ぎないのです。

鳩山政権の崩壊から3か月もの政治空白。国民の皆さまの厳しい暮らしは「先送り」などできません。一刻も早く、国会を召集すべきです。
日本経済は、世界中の投機家に足元を見られ、分不相応な円高に狙い撃ちされています。円高はデフレを加速させ、雇用はさらに失われています。
もっと真剣に、あらゆる手段を駆使して、景気対策に打って出るべきです。

私も提言をさせていただき、公明党は4兆円規模の景気対策を打ち出しました。
参院選で訴えてきた、「日本経済の底上げには、投資不況を克服すべき」との私の主張が耳に入ったのか、菅氏は代表選挙中に、”国内投資促進プログラム”の策定を言いはじめました。

政治は、有言実行です。新しい福祉を実現する”たくましい日本経済”に向けて、真剣に戦います!